小浜市: 八幡神社

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概要・歴史・観光・見所

八幡神社(小浜市)概要: 八幡神社は福井県小浜市小浜男山に鎮座している神社です。八幡神社の創建は奈良時代の神護景雲3年(769)に勧請されたのが始まりとされ神護景雲4年(770)に勅使が参向した際に鹿毛の馬が奉納されたと考えられています。

八幡神社は当地区の産土神として住民達から信仰されてきましたが、中世以降、若狭守護職武田氏が後瀬山城に居城を築くなど若狭国の中心的な役割を持つようになると歴代領主から崇敬庇護を受けるようになります。

江戸時代に入ると歴代小浜藩(藩庁:小浜城)の藩主が庇護し京極高次は後瀬山の北麓から現在地に遷座し、正保元年(1644)には初代藩主酒井忠勝が拝殿を造営しています。

八幡神社の社宝である太刀(吉入道宗長の銘:長さ67cm:2尺2寸・反り2cm:7分)は当時の守護職武田信豊が天文7年(1538)に奉納、もう一振りの太刀(近江守久道の銘:長さ76cm:2尺5寸・反り1.2cm:4分)は小浜藩の2代藩主酒井忠直が寛文3年(1663)に奉納したもので共に貴重な事から昭和35年(1960)に小浜市指定文化財に指定されています。

八幡神社境内正面にある木製の大鳥居は元禄7年(1694)に再建されたもので高さ約6.4m、柱間4.63m、明神鳥居形式、貴重な事から平成6年(1994)に小浜市指定文化財に指定されています。

八幡神社境内周辺は江戸時代は小浜西組と呼ばれ現在でも当時の町並みを色濃く残している事から名称「小浜西組伝統的建造物群保存地区」として平成20年(2008)に重要伝統的建造物群保存地区に選定されています。祭神:應神天皇、神功皇后(應神天皇御母)、宗像三神(多紀理比賣神、多紀都比賣神、市伎島比賣神)。社格:県社。

八幡神社:上空画像

【 参考:文献等 】
・ 郷土資料事典-ふるさとの文化遺産-福井県-出版元:株式会社人文社
・ 現地案内板-小浜市教育委員会
・ 現地案内板(由緒板)-八幡神社


八幡神社:ストリートビュー

八幡神社:写真

八幡神社
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