小浜市: 飯盛寺

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概要・歴史・観光・見所
飯盛寺(小浜市)概要: 深山飯盛寺は福井県小浜市飯盛に境内を構えています。飯盛寺の創建は養老年間(717〜724年)、元正天皇(第44代天皇・在位:霊亀元年715年〜養老8年724年)の勅願により開かれたのが始まりと伝えられています。当初は黒駒区今徳にありましたが文和年間(1352〜1355年)に後光厳天皇の勅願所として覚能法印が再興し現在地に移しています。以来、飯盛寺は天皇の勅願寺として寺運が隆盛し最盛期には七堂伽藍が建ち並び12坊を擁する大寺となりましたが文明16年(1484)、火災により多くの堂宇、記録、寺宝などが焼失しています。現在の飯盛寺本堂は延徳元年(1489)、円満院二品法親王の勅命により再建したもので入母屋(後年の改造で近年まで寄棟でしたが旧形式に復しました。)、茅葺(後年の改造で近年まで桟瓦葺きでしたが旧形式に復しました。)、妻入、桁行5間(12.84m)、梁間5間(13.67m)、単層、四方切目縁、正面1間向拝付(後の増築)、外壁は真壁造、素木板張り、内部には3間四方の内陣に1間の庇が付、厨子が設置されています。当地方の同年代の羽賀寺神宮寺の本堂と比べると意匠的に簡素で、妻入などの形式が異なりますが室町時代中期に建てられた寺院本堂建築の遺構として大変貴重な存在で昭和53年(1978)に内部に安置されている厨子と共に国指定重要文化財に指定されています。飯盛寺の寺宝である絹本著色弘法大師画像は鎌倉時代中期に弘法大師に師事した真如親王(平城天皇の皇子)が大師の御影を写したもので、飯盛寺が文明16年(1484)に焼失した後に再興される際、高野山から譲り受けました。真如親王の典型的な一作で優れた画像である事から平成11年(1999)に福井県指定文化財に指定されています。山門は入母屋、桟瓦葺、三間一戸、八脚単層門、境内から少し下がった所には落差16mの飯盛寺不動滝があり、滝上のは不動明王像が祀られ信仰の対象になっていました。大飯秩父観音霊場第30番札所。宗派:高野山真言宗。本尊:薬師如来(桧材、寄木造、像高41.0cm、彩色、永徳元年:1381年)。

飯盛寺の文化財
 ・ 飯盛寺本堂−文明16年−入母屋、茅葺−国指定重要文化財
 ・ 厨子−本堂と同年代−国指定重要文化財
 ・ 絹本著色弘法大師画像−鎌倉時代中期−福井県指定文化財
 ・ 如法経料足寄進札−33枚の内32枚が本堂と同年代−福井県指定文化財
 ・ 木造千手観音立像−鎌倉時代後期−小浜市指定文化財
 ・ 木造薬師如来坐像(附:像内納入品)−永徳元年−小浜市指定文化財

飯盛寺
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