金崎宮(敦賀市)概要: 金崎宮は福井県敦賀市金ヶ崎町に鎮座している神社です。金崎宮の創建は明治23年(1890)、建武中興15社の1社として尊良親王の分霊を勧請したのが始まりです。
明治25年(1892)に恒良親王が合祀され、明治26年(1893)に金ヶ崎城内から現在地に遷座し社殿が建立されました。旧官幣中社。
尊良親王、恒良親王は後醍醐天皇の皇子で、新田義貞と供に金ヶ崎城に立て籠もりましたが、足利尊氏の猛攻により落城、尊良親王は自刃し、恒良親王は気比神宮神官と城外に脱出するものの捉えられた後、京都で拘束され最終的に毒殺されました。
金崎宮拝殿は入母屋、銅板葺き、妻入り、桁行3間、張間3間、外壁は四方吹き放し。神門は切妻、銅板葺き、一間一戸。本殿は三間社神明造、銅板葺き、外壁は真壁造板張り。祭神:恒良親王、尊良親王。
金崎宮:上空画像
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