大清水(勝山市)概要: 勝山城は河岸段丘の地形を利用した城郭で、城下町にも七里壁と呼ばれる高さ数メートル断崖が横断し、そのあちこちから清水が湧き出ていました。
現在は市街化により多くが失われましたが「大清水」はその数少ない遺構の一つとして貴重な存在で不動明王が守護神として祭られているなど当時の生活の一場面の様子を伝えています。
案内板によると「 かつて七里壁裾からはあちらこちらで湧水があふれていました。中でも大清水は、生活用水や川魚のいけす、飲物や果物を冷やす場所として利用され、後町界隈のひとびとのくらしを支えてきました。明治28年(1895)、「十人組」と呼ばれる有力者たちが中心となって不動明王を祀る祠が建てられ、毎年7月28日には商売繁盛・家内安全などを祈願して祭礼が行われていました。現在は、7月最終日に「大清水祭り」が行われています。」とあります。現在は「大清水公園」として整備されています。
大清水:上空画像
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