清雲寺(おおい町)概要: 如意山清雲寺は福井県大飯郡おおい町大島浦底に境内を構えている臨済宗相国寺派の寺院です。清雲寺の創建は平安時代後期の永長年間(1096〜1097年)、自耕善公が開いたのが始まりと伝えられています。その後、衰退しましたが室町時代後期の永正10年(1513)に春江禅師が再興し天台宗から臨済宗に改宗しています。
清雲寺の寺宝である木造毘沙門天立像(像高:101cm・檜材・寄木造)、木造吉祥天立像(像高:58cm・檜材・寄木造)、木造善膩師童子立像(像高:47cm・檜材・寄木造)は鎌倉時代前期に快慶が彫刻したもので昭和25年(1950)に国指定重要文化財に指定されています。大飯板東霊場第30番札所。山号:如意山。宗派:臨済宗相国寺派。本尊:阿弥陀如来。
清雲寺:上空画像
【 参考:文献等 】
・ 郷土資料事典-ふるさとの文化遺産-福井県-出版元:株式会社人文社
・ 現地案内板-おおい町教育委員会・おおい町文化財保護委員会
|
|