宝楽寺(おおい町)概要: 渓長山宝楽寺は福井県大飯町大島河村に境内を構えている高野山真言宗の寺院です。宝楽寺は案内板によると「 当寺は神護景雲年間(1300年前)行基菩薩が青江の浜より留錫禅観し、聖観音を御自ら彫刻し、江ノ浦外海の鎮めとし舟霊(ふなだま)観音の信仰を集め給う。病気平癒、諸願成就、五穀成就、大漁祈願等大島住民の信仰は根強く今日に及ぶまで御利益を授け給う。」とあります。宝楽寺の境内にある「飛梅」は平安時代の天暦2年(948)に突如飛来したとも伝わる古木で樹高5m、幹周2.2m、貴重な事から昭和49年(1974)に、おおい町指定天然記念物に指定されています。
同じく境内にある「クロガネモチ」は樹高13.5m、幹周2.0m、貴重な事から昭和49年(1974)に、おおい町指定天然記念物に指定されています。
宝楽寺観音堂は木造平屋建て、宝形造、桟瓦葺き、桁行3間、張間3間、正面1間向拝付き、外壁は真壁造白漆喰仕上げ、腰壁は縦板張り。
若狭三十三観音霊場第29番札所(札所本尊:聖観世音菩薩・御詠歌:二つなき 三ゆなき法の大島や 無価の宝を楽しみの寺)。山号:渓長山。宗派:高野山真言宗。本尊:阿弥陀如来。
宝楽寺:上空画像
【 参考:文献等 】
・ 現地案内板(縁起板)-渓長山宝楽寺
|
|