本殿(平泉寺白山神社)概要: 現在の平泉寺白山神社本殿は寛政7年(1795)、福井藩12代藩主松平重富が寄進したもので、入母屋、榑葺、桁行3間、梁間2間、総欅造、白木造、正面には大きな千鳥破風が設えられ1間の軒唐破風付きの向拝が付いています。特に建築全体に施された彫刻が秀逸とされ、虹梁には登り龍、降り龍、木鼻には像、欄間には麒麟(?)、壁には浮き彫りの彫刻が見られます。本殿内部は神聖視され33年毎に御開帳となります。本殿(祭神:伊奘冊尊)背後の右側には別山社(祭神:天忍穂耳尊)、左側には越南知社(祭神:大己貴尊=大国主命)を配し、白山を構成している三山の神々が祀られています。これらの配置は創建以来の姿とされ、古くは金釼社と加宝社を合わせて5社が建ち並んでいたと云われています。
御本社:上空画像
|