敦賀半島概要: 敦賀半島は福井県敦賀市及び三方郡美浜町に属し、気比の松原から立石岬までの半島です。北端が立石岬であるため、立石半島とも呼ばれ、中央には半島最高峰の西方ヶ岳(764m)や蠑螺ヶ岳(686m)がそびえ、海岸線は典型的なリアス式海岸が広がっています。
交通網が発展していなかった頃には産小屋などの習俗が残り独自の文化が継承されていましたが現在ではほぼ見る事は出来ません。
見所としては西行法師(西行法師が色の浜を訪れ「潮染むるます うの小貝拾ふとて色の浜とはいふにやあるらん」の小唄を残しています。)や松尾芭蕉(色の浜の湖畔に境内を構える本隆寺で句会を開き「寂しさや須磨にかちたる浜の秋」と「波の間や小貝にまじる萩の座」の句を詠んでいます。)縁の色の浜や初めて日本人だけで建設された西洋式灯台として知られる立石岬灯台、明神崎などがあります。
敦賀半島は若狭湾国定公園(指定年:昭和30年:1955年・範囲:福井県敦賀市の笙の川河口左岸から京都府舞鶴市の由良川河口右岸)の範囲に含まれています。
敦賀半島:上空画像
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