越前町: 大谷寺

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概要・歴史・観光・見所
大谷寺(越前町)概要: 越知山大谷寺は福井県丹生郡越前町に境内を構えている天台宗の寺院です。大谷寺の創建は持統天皇6年(692)、泰澄大師がこの地で修行し地主大聖不動明王像を自ら彫り込み安置したのが始まりと伝えられています。その後、泰澄大師は白山を開山し白山神社平泉寺(福井県勝山市平泉寺)や那谷寺(石川県小松市)などを開いた後、天平宝宇2年(758)77歳で当地に戻り神護景雲元年(767)86歳で没したとされます。その後、境内には泰澄大師の御廟所が設けられ信者からの信仰の対象となりました。大谷寺の寺運は隆盛し最盛期には宿坊が1000防を超えたとされ、中世は越前守護職の朝倉氏(本拠地:一乗谷)が庇護したことで大きな影響力を持ちました。天正2年(1574)の一向一揆の兵火に多くの堂宇が焼失しましたもののその後再興されています。古くから越知神社の別当寺院とし神仏習合の形態をもっていましたが明治時代初頭に発令された神仏分離令により越知神社と分離し寺院として独立しています。山号:越知山。宗派:天台宗。本尊:十一面観音、阿弥陀如来、聖観音。

大谷寺の境内には泰澄大師の御廟と伝わる元亨3年(1323)に建立された石造九重塔(総高4.4m、笏谷石(凝灰石)製、月輪や弥陀三尊の各種子などを彫刻。)があり、福井県内の鎌倉時代後期の石造物の代表として大変貴重な事から昭和32年(1957)に国指定重要文化財に指定されています。

大谷寺は寺宝も多く木造不動明王立像(平安時代後期、像高93.5cm、桧材、割矧造、彫眼、素地)、木造十一面観音菩薩坐像(平安時代後期、像高65.0cm、桧材、割矧造、彫眼)、木造阿弥陀如来坐像(平安時代後期、像高52.3cm、桧材、割矧造、彫眼)、木造聖観音菩薩坐像(平安時代後期、像高57.4cm、桧材、割矧造、彫眼)、木造聖観音菩薩立像(平安時代後期、像高83.2cm、桧材、割矧造、彫眼)、銅造阿弥陀如来坐像(鎌倉時代、像高40.8cm)、銅造聖観音菩薩坐像(鎌倉時代、像高45.2cm)以上8点が貴重な事から平成8年(1996)に福井県指定文化財に指定されています。

大谷寺:写真

大谷寺
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