若狭町: 法順寺

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概要・歴史・観光・見所

法順寺(若狭町)概要: 法順寺は福井県若狭町脇袋に境内を構えている真宗大谷派の寺院です。法順寺の創建は不詳ですが、当初は真言宗の寺院で霊松山正法寺と称していました。その後、正法寺が衰退、室町時代の永正7年(1510)に沙門了円によって浄土真宗に改宗開山し法順寺に寺号を改めました。

安土桃山時代の天正年間(1573〜1593年)の豊臣政権下に寺領が取り上げられています。江戸時代に入り浄土真宗が分派すると真宗大谷派に属しました。

法順寺の寺宝である木造十一面観音立像は聖徳太子が彫り込んだものとも、定朝が彫り込んだとも云われる秘仏で(作風から平安時代末期に製作された正法寺の旧仏と推定されています)、檜材、寄木造、像高104.5cm、当時の当地方の仏像の中でも特に優秀とされ、大変貴重な事から昭和3年(1928)に国指定重要文化財(旧国宝)に指定されています。宗派:真宗大谷派。本尊:阿弥陀如来。

法順寺:上空画像

【 参考:文献等 】
・ 郷土資料事典-ふるさとの文化遺産-福井県-出版元:株式会社人文社
・ 由来碑-法順寺


法順寺:ストリートビュー

法順寺:写真

法順寺
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