岩屋観音(勝山市)概要: 岩屋観音は福井県勝山市北郷町岩屋に境内を構えています。岩屋観音の創建は平泉寺白山神社を開いた泰澄大師が奈良時代に霊厳寺として開山したのが始まりと伝えられています。
岩屋観音の境内には六地蔵菩薩、夫婦岩、夫婦杉、拝殿、岩屋観音堂(如意輪観音(勝山市指定文化財)、十一面観音、聖観音)、岩屋の大杉(別称:子持杉・勝山市指定天然記念物)、一寸八分観音、十三仏安霊堂、飯盛杉、岩屋稲荷神社、御神木奉霊岩、くぐり堂(体内くぐり)などがあり、当時は修験者の修行の場だったような雰囲気を持っています。
当時は神仏習合していたようで、観音堂とはいっても神社の社殿建築のように、拝殿(入母屋、銅板葺き、平入、桁行3間、張間3間、外壁は真壁造り素木板張り)とその背後に本殿(一間社流造、銅板葺き)が配されている形式を現在も踏襲しています。
岩屋観音:上空画像
【 参考:文献等 】
・ 郷土資料事典-ふるさとの文化遺産-福井県-出版元:株式会社人文社
・ 現地案内板
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