本願清水(大野市)概要: 本願清水は天正3年(1575)、当時の大野城主金森長近が町民の飲料水を確保する為に地面を掘り下げ水源地として整備したものです。名称の由来ははっきりとしませんが、昔は本願寺の境内に隣接していたとも、多くの本願寺の門徒が工事の人足だったとも云われています。
本願清水は透明度が高く水質が非常よいことから、清水にしか生息しないイトヨの姿を見ることが出来、日本では南限の生息地であることから昭和9年(1934)に国指定天然記念物に指定されています。又、本願清水は平成20年(2008)に環境省による「平成の名水百選」にも選定されています。
本願清水:上空画像
【 参考:文献等 】
・ 郷土資料事典-ふるさとの文化遺産-福井県-出版元:株式会社人文社
・ 現地案内板-大野市教育委員会
・ 現地案内板-大野市教
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