光明寺（大野市）概要： 光明寺は福井県大野市犬山に境内 を構えている浄土真宗本願寺派の寺院です。光明寺の山門は大野城二の丸にあった鳩門を移築したものです。鳩門は文政１０年（１８２７）の火災により焼失し翌年の文政１１年（１８２８）に再建、明治３６年（１９０３）に光明寺に移築されました。当初は２層の櫓門でしたが昭和２３年（１９４８）の火災により２層部分が焼失し後年再建されています。現在は入母屋、桟瓦葺き、三間一戸、上層部は真壁造り、白漆喰仕上げ、高欄、花頭窓付の鐘楼門となっています。
寺宝として絹本著色山越阿弥陀図や光明寺文書（伝蓮如御書（文安３年：１４４６年）・顕如法名授与記（天正６年：１５７８年）・准如書状・蓮如真影裏書（慶長１３年：１６０８年）・空歓与朝倉関係記録（慶長１３年：１６０８年）・光明寺建替延期願（寛政９年：１７９７年）・寺院下知状写（文化２年：１８０５年）・興正寺縁切懸合之事(抜萃：文化２年：１８０５年)・光明寺諸願事覚（文化４年：１８０７年）・光明寺御堂建替願（文化８年：１８１１年）・光明寺本山引上歎願之事（文化１１年：１８１４年）・御祈願所申立記録（文政９年：１８２６年）・光明寺門徒血判状写（嘉永７年：１８５４年）・大門道場取上之事（明治３年：１８７０年）・光明寺和融之達書（明治５年：１８７２年）・光明寺由緒書・光明寺歴代住職）などを所有しています。本堂は近代的な建物で鉄骨造の向拝が印象的です。宗派：浄土真宗本願寺派。
光明寺：上空画像
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