八幡神社(鯖江市)概要: 八幡神社は兜山古墳(国指定史跡:福井県鯖江市神明町2丁目)の頂部に鎮座する神社です。八幡神社が所有する狛犬は室町時代の天文19年(1550)に寺尾次郎、小河弥六によって寄進されたもので背丈52.0cm、体長46.0cm、尾部丈26.5cm、凝灰岩製で、奉納年が刻まれている狛犬が福井県には類例が少ない貴重なところから昭和55年(1980)に鯖江市指定文化財に指定されています。
八幡神社の境内に建立されている3躯の石仏は室町時代後期の16世紀に彫刻されたもので、板状の笏谷石、観音菩薩2躯、不動明王三尊1躯、意匠的、保存状態も大変良く八幡神社の神仏習合時代の遺構として貴重な事から平成22年(2010)に鯖江市指定文化財に指定されています。拝殿は入母屋、桟瓦葺き、平入、桁行4間、正面1間軒唐破風向拝付き、本殿は一間社流造、桟瓦葺き。祭神:品陀和気命(応神天皇)。
八幡神社:上空画像
【 参考:文献等 】
・ 現地案内板-鯖江市教育委員会
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