大善寺(坂井市)概要: 大善寺は福井県坂井市坂井町下兵庫に境内を構えている真言宗智山派の寺院です。大善寺の創建は平安時代の寛弘8年(1011)、恵心僧都(源信:平安時代中期の天台宗の)が開いたのが始まりと伝えられています。本堂は木造平屋建て、切妻、桟瓦葺き、平入、桁行6間、真壁造り白漆喰仕上げ。内部の内陣には本尊となる十一面観音菩薩像が安置されています。
寺宝である「金銅孔雀文磬」は鎌倉時代の建長3年(1251)に製作された仏事の際などに打ち鳴らす仏具で、肩幅19.8cm、裾張23.2cm、高さ8.8cm、縁厚1.1cm、大変貴重な事から昭和28年(1953)に国指定重要文化財(工芸品)に指定されています。越の國三十三観音霊場第6番札所。北陸白寿三十三観音霊場第5番札所。山号:金剛理智山。宗派:真言宗智山派。本尊:十一面観音。
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大善寺:上空画像
【 参考:文献等 】
・ 郷土資料事典-ふるさとの文化遺産-福井県-出版元:株式会社人文社
・ 現地案内板-坂井町
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