旧敦賀港駅ランプ小屋概要: 旧敦賀港駅ランプ小屋は福井県敦賀市金ケ崎町1丁目に位置する近代洋風建築です。この建物は、明治15年(1882)に敦賀港駅ランプ小屋として建てられたものです。煉瓦造平屋建、切妻、平入、桁行7.1m、梁間4.1m、約27u、煉瓦には煉瓦を作った職人の名前の一部が刻印されています。
当時の駅舎には多くの灯油や油などの引火物が使用されていた為、耐火素材である煉瓦造の保管倉が必要となり建てられたされます。敦賀港駅が廃止になると多く建物が破却され、このランプ小屋が数少ない遺構となっています。
平成26年(2014)に日本貨物鉄道株式会社から敦賀市に寄贈、修復工事が行われ、平成29年(2017)に敦賀市指定有形文化財に指定されています(現在は内部見学可能。写真は修復工事以前の敦賀港駅ランプ小屋の姿です。屋根は瓦葺きに葺き替えられています)。
旧敦賀港駅ランプ小屋:上空画像
【 参考:文献等 】
・ 現地案内板-敦賀観光協会
|
|