赤レンガ倉庫(敦賀市)概要: 赤レンガ倉庫は福井県敦賀市金ケ崎町に位置しています。赤レンガ倉庫の建物は明治38年(1905)に紐育スタンダード石油会社の石油貯蔵用の倉庫として建てられたもので、煉瓦造、平屋建、桟瓦葺、切妻、妻入、木造軸組となっています。
外壁の外側に柱が設けている為、内壁は平滑し仕上げられ、外国人が設計した為、単位がフィートになっています。
戦前、戦中は日本軍の備品倉庫として利用され、戦後は海産物の貯蔵倉となり平成15年(2003)に敦賀市に寄贈されました。
赤レンガ倉庫は福井県内に残る煉瓦造の建物としては最大級、繁栄していた当時の敦賀港の遺構として貴重な存在で「国土の歴史的景観に寄与しているもの」との登録基準を満たしていることから平成21年(2009)に北棟(513u)・南棟(513u)・煉瓦塀(総延長92m)が国登録有形文化財に登録されています。
現在は資料館や飲食店として再利用されています(※写真は赤レンガ倉庫が再整備される以前のもの)。
赤レンガ倉庫:上空画像
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