引接寺

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概要・歴史・観光・見所
引接寺(越前市)概要: 引接寺は福井県越前市京町に境内を構えている天台真盛宗の寺院です。引接寺の創建は室町時代の長享2年(1488)、越前の天台真盛宗布教の根本道場として開祖真盛上人により開かれたのが始まりと伝えられています。2世真慶は越前国守護職朝倉貞景の弟だったことから、朝倉氏(本拠:一乗谷)の庇護となり寺運は隆盛します。引接寺は天台宗真盛派別格本山として境内も広く2万u敷地内には江戸時代末期の嘉永5年(1852)に火災で焼失した後、福井藩(藩庁:福井城)16代藩主松平春嶽と鴻池家の尽力により文久年間(1861〜1864年)に再建された本堂や大正2年(1913)に建立された山門、明治11年(1878)の明治天皇北陸巡行の際作庭された庭園などがあり格式を感じさせます。

引接寺本堂は木造平屋建て、入母屋、桟瓦葺、平入、正面3間向拝付き、外壁は真壁造白漆喰仕上げ、内部の内陣には須弥壇が設置され厨子の中には本尊が安置されています。引接寺山門は入母屋、桟瓦葺き、一間一戸、四脚門、木鼻や門扉などの細部に精緻な彫刻が施されています。観音堂は木造平屋建て、切妻、桟瓦葺き、妻入り、外壁は大壁造り白漆喰仕上げ(塗屋造)。鐘楼は入母屋、桟瓦葺き、外壁は柱のみの吹き放し、石積の土台の上に建てられています。

引接寺は寺宝も多く鎌倉時代に書かれた往生要集(写本)9巻が福井県指定文化財に、室町時代に書かれた真盛消息1巻、室町時代末期に建立された引接寺石仏群、室町時代に製作された木造十一面観音像1躯、鎌倉時代に制作された水瓶1口が貴重な事から越前市指定文化財にそれぞれ指定されています。又、引接寺の境内には旧福井県警察部庁舎が丈生幼稚園園舎として移築され国の登録有形文化財に登録されています。山号:摂取山。宗派:天台真盛宗。本尊:阿弥陀如来。

引接寺(越前市):写真

引接寺山門と石造寺号標と玉垣
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引接寺山門から見た境内の様子 引接寺参道石畳みから見た本堂正面の画像 引接寺本堂右斜め前方から見た老木越の画像 引接寺本堂に隣接されている庫裏
引接寺観音堂は塗屋造りで観音像が安置 引接寺境内に設けられた宝形造の御堂 引接寺山門の門扉に施された精緻な彫刻 引接寺鐘楼はかなり大型で格式が感じられる


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