瀧の水(小浜西組)概要: 瀧の水は古くから名水として知られ、住民の飲料水として活用されるだけでなく酒造りにも利用されました。天竜寺(京都府京都市右京区嵯峨天龍寺芒ノ馬場町:臨済宗天龍寺派大本山)の僧である篥彦はこの酒を飲んであまりにもおいしかった為、中国に渡った際に御土産として持参しました。
これらの事は「竜瀑酒之記」の中で記載した事で広く中央にも知られるようになり、女の子の手まり歌として「筆は三対、すずりは二対、水は若狭の滝の水」と歌われました。
信仰の対象にもなり不動明王や石仏、祠などが安置されています。「小浜西組」が国の重要伝統的建造物群保存地区に選定された際には「滝の水」は「環境物件」、「滝不動」と「石灯篭」は「伝統的建造物(工作物)」として選定されています。又、「ふくいのおいしい水」に認定されています。
瀧の水:上空画像
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