白崎陣屋

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白崎陣屋:略データ
・場 所・福井県越前市白崎町
・築城年・明和4年
・築城者・金森可英
・城 主・金森氏
・構 造・陣屋
・文化財・−
・指定日・−
・概 要・白崎陣屋は明和4年に金森可英により設けられ越前国南条郡、今立郡内3千石を支配する為に設けた行政施設です。

当家は元和元年に飛騨高山藩3代藩主金森重頼が藩主に就任した際、弟である金森重勝に3千石を分知して起した金森家の分家で、代々金森左京家を号しました。

金森本家は元禄5年に出羽国上山藩、元禄10年に郡上藩に移封になった為、左京家も随行しました。

郡上藩2代藩主金森頼錦の代に郡上一揆と石徹白騒動が立て続けて発生した為、宝暦8年に金森家は改易となりましたが、左京家は連座せず、本家の名跡を継がせ引き続き3千石が安堵されました。

宝暦9年に左京家は改めて越前国南条郡内の白崎村、清水村、牧谷村、今立郡内の大手村、西尾村、上大坪村、萱谷村、合計7ヵ村、3千石余が安堵され、当地が行い易い白崎村に陣屋が設けられました。

金森家は交代寄合表御礼衆に格付けられ、江戸時代末期には58人の家臣で構成され参勤交代も隔年交替で義務付けられていました。

陣屋は大きく上下2段で構成され、下段には大手門や番所、附属舎、上段に陣屋本屋が設けられ、下段と上段の出入口は虎口とし要所には石垣が積まれ、敷地外周には土塁が設けられていたようです。

明治元年に陣屋は廃止となり大正14年に金森家之碑が建立されています。現在でも土塁の一部や庭園、井戸等の遺構が残されています。

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