松平直良:概要

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概要・歴史・観光・見所
松平直良(大野城)

【 概 要 】−松平直良は慶長9年(1604)、北ノ庄(福井)藩初代藩主結城秀康と奈和(長寿院:津田信益の娘)との子供として生まれました。元和9年(1623)、長兄で北ノ庄(福井)藩2代藩主松平忠直が強制隠居となると、次兄で高田藩(新潟県上越市)の藩主松平忠昌が家督を継ぐものの石高が大幅に減らされ、減じられた分を兄弟で分割する事になりました。

それに伴い、松平直良は寛永元年(1624)に2万5千石で木本藩を立藩、さらに寛永12年(1635)に松平直基大野藩移封に伴い3万5千石で勝山藩(藩庁:勝山城)に入封しています。正保元年(1644)に5万石で大野藩に移封となり、正保3年(1646)に侍従・但馬守を叙任しています。延宝6年(1678)死去、享年75歳。

寛永年間(1624〜1645年)には生母である奈和(長寿院)の菩提を弔う為に長興寺(長寿院?)を創建、妙典寺に寺地を寄進し大野城の城下に移転、圓立寺を菩提寺に指定し守り本尊である清正像を奉納、正保2年(1645)には徳厳寺に間口13間、奥行15間の寺地を寄進、恵光寺に対し諸役免許状を発布しています。

大野城:写真
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